子宮の出口には子宮頸がんが発生することがあり、子宮の奥には子宮体がんが発生することがあります。これらの場所から表面の細胞を採取し、がん細胞がないかどうかを調べるのが子宮がん検診です。子宮がん検診には子宮頸がん検診と子宮体がん検診があり、そのどちらも当クリニックで行うことができます。
子宮の出口から細胞を採取することにより、子宮頸がんや癌になる前の細胞(前がん病変)を見つけることができます。20歳を過ぎたら、少なくとも2年に1回は受けた方がいいと言われています。子宮頸がんワクチンとは役割が異なりますので、ワクチンを接種した方も検診が必要です。2週間以内に結果をお伝えします。“正常”という結果を得られなかった場合、精密検査や経過観察が必要になります。
当クリニックでは川崎市の補助が受けられます。川崎市民で20歳以上の方は1,000円で受けることができ、ちょうど20歳の方は無料クーポンを用いれば無料で受けることができます。お問い合わせください。
子宮の奥にプラスチックの棒を挿入し、奥から細胞を採取する検査です。軽度の痛みを伴います。子宮体がんはウィルスとの関連はありません。ご家族に子宮体がんに罹患した方がいる場合、不正性器出血を認めた場合、超音波検査で子宮体がんを疑う所見があった場合、ご本人の希望がある場合に行います。2週間以内に結果をお伝えします。“正常”という結果を得られなかった場合、精密検査や経過観察が必要になります。
当クリニックでは、川崎市の子宮頸がん検診を受けられた方に限り、川崎市の補助により子宮体がん検診を800円で受けることができます。お問い合わせください。