子宮頸がんについて

子宮頸がん

子宮の出口に発生するがんを子宮頸がんといいますが、年間1万人以上がこの病気を発症し、約2,900人がこの病気により亡くなっています。他のがんより若くして発症することが多く、好発年齢は30代や40代です。子宮頸がんは、がんが発生する場所から直接細胞を採取できる点から、早期発見早期治療が推奨されてきました。

国立がんセンターHPより

HPVワクチンについて

子宮頸がんの原因がヒトパピローマウィルス(HPV)であることが判明し、子宮頸がん予防目的のHPVワクチン接種がスタートしました。日本では積極的勧奨が差し控えられてきた時期(約9年間)がありましたが、その間に積極的にワクチンを投与した諸外国からは、子宮頸がんの発症率が大きく低下したデータが報告されました。これらの結果を受け、2022年4月より我が国でもHPVワクチン接種の積極的な勧奨が再開されました。

HPV Vaccination and the Risk of Invasive Cervical Cancer. N Engl J Med. 2020
HPV Vaccination and the Risk of Invasive Cervical Cancer. N Engl J Med. 2020

シルガード9について

多数あるHPVのうち、発がん性の高い9つのタイプ(6、11、16、18、31、33、45、52、58型)に効果があるのがシルガード9です。当クリニックではこのシルガード9のみの接種が可能です。接種スケジュールは、1回目の摂取が15歳未満であった場合、6ヶ月後の2回目で終了となります。1回目の摂取が15歳以降であった場合、1回目の2ヶ月後と6ヶ月後に摂取が必要で、計3回の摂取になります。他のHPVワクチン(サーバリックスもしくはガーダシル)を投与後に、シルガード9に変更することも可能ですのでご相談ください。

出典:厚生労働省 9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について

ワクチンの費用

小学6年生より高校1年生の学年まで:公費接種(無料)
平成9年度生まれから平成19年度生まれの方(キャッチアップ接種):公費接種(無料)
上記以外の方:自費

出典:川崎市 ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)の予防接種について

当クリニックのHPVワクチン接種までの流れ

ワクチンの取り寄せが必要ですので、接種したい日の2週間以上前にご予約ください。ネット予約の際は必ず、子宮頸がんワクチンを接種したいこと、公費接種か自費接種かをコメント欄にご記入ください。

16歳未満の方は、接種時に保護者の同伴が必要になります。

母子健康手帳・保険証・予診票(公費の方のみ。紛失した方は自治体から再発行してもらってください)をご持参ください。

接種後は30分間院内で経過観察いたしますので、早めの受診をお願いいたします。

*男性に対するワクチン接種は行っておりません。